桜茶(春) |
大福茶(新年) |
秋摘み新茶(9月中旬) |
麦茶 |
新茶(5月上旬) |
水出し煎茶(夏季) |
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桜茶(おもてなしにも) |
桜茶は桜の花を塩づけしたお茶です。茶碗の中で桜の花が開きとても華やかです。
結納など、各種お祝いごとにふさわしいお茶です。お祝い・婚礼・お見合い・貴賓・商談の席にも御利用いただけます。
時々結納の席でのおもてなしのお茶についてお問い合わせがあるので少しご紹介です。
一般的に仲人に出す茶菓子はお茶は「よろこぶ」にかけて昆布茶や、桜湯を出します。お菓子はめでたい形の干菓子になります。
桜茶は軽く塩を落とし、湯呑みに一花入れ、お湯を注ぎます。お湯の代わりに昆布茶でもいいでしょう。
また、桜茶はめでたい席だけでなく、普段に飲んでも春の訪れを感じられいいものです。
・桜茶(錦城)35g約15〜20人分・・・350円 |
大福茶 |
大福茶とは・・
新年をめでたく祝い元旦に若水を沸かし一家でこれから一年の健康を願っていただくお茶のことで古くから伝わる縁起のよい風習の一つです。 |
始まりは・・
大福茶の語源は諸説あります。
仏様にお茶を供える「御仏供茶」(おぶっくちゃ)という言葉がなまって「大福茶」(おおぶくちゃ)と呼ばれるようになったという説があります。
また、平安時代、都に疫病が流行した折、空也上人がお茶によって多くの人の苦しみを救い、その徳にあやかる意味で、時の村上天皇が年の初めにお茶の服するようになられたとか。以来年賀の行事として一般の人々の間に広がり、呼び名も「王服茶」から「大福茶」に移ったという説もあります。 |
秋摘み新茶 |
秋摘み新茶とは・・
立春から数えて八十八夜の頃に摘まれる新芽を新茶とか一番茶といいます。
その頃の気候に似た9月頃にもお茶の木はその年最後の芽を伸ばします。
その新芽から作られるお茶が秋摘み新茶です。
秋摘み新茶は春の新茶より知名度は劣りますが、味や香り水色はそれほど劣りません。 |
蔵出し新茶との違いは?
秋摘み新茶と同じ頃、地域によって呼び名は様々ですが蔵出し新茶、壷きり新茶というお茶が出ます。このお茶は秋摘み新茶とは少し違います。
蔵出し新茶とは春の新茶を氷温貯蔵しておき、秋に出したお茶です。少し寝かせることで味が良くなります。 |
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麦茶 |
歴史
麦茶は日本最古のお茶といわれています。緑茶が日本に伝来する以前、平安時代の貴族たちは麦茶を「麦湯」と呼んでいました。麦を炒って粉にし、お湯に溶かして飲んでいたそうです。一般家庭でも盛んに飲用されるようになったのは明治時代です。ちなみに、「麦茶」と呼ばれるようになったのは昭和40年頃からのようです。この頃ティーパック入りも出始め、より便利になりました。 |
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種類
麦の種類は小麦、大麦、ライ麦などがあります。麦茶には一般的に大麦が使われます。大麦には二条大麦、六条大麦とあり(中国には四条大麦もあるそうです)ます。二条大麦は主にビール・焼酎作りに使われます。
麦茶の原料となる六条大麦には裸麦と皮麦があります。裸麦とは実が熟したときに麦の粒を覆っているもみがらがはがれやすい麦のことです。裸麦は麦味噌作りに使われることが多く、麦茶には六条皮麦が一般的に使われます。 |
効能
麦茶はノンカフェインだから子供からお年寄りまで安心です。抗酸化作用もあります。他にも血液をさらさらにしたり、体の熱を冷ます作用もあるので夏ばて予防にも最適です。
お味の面でも、苦味や渋みがなく飲みやすく、くせがないのでどくだみやはと麦などの健康茶とのブレンドにも相性がいいです。
飲みにくい健康茶は麦茶とブレンドすると、味がまろやかになっていいですよ。 |
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新茶 |
新茶とは・・
立春から数えて88日目を八十八夜といいこの頃(4月下旬から5月上旬)摘まれた茶を新茶といいます。
昔から「初もの」は不老長寿・無病息災にいいといわれます。なんといっても新茶はさわやかな若葉の香りと、澄んだ水色が特徴です。 |
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一番茶と二番茶の違いは?
新茶は一番茶とも呼ばれ、前年の秋から蓄えた栄養をたっぷり含んでいます。ちなみに一番茶の摘採から約45日程度で次の芽を摘採できるようになります。この2回目に収穫する葉を二番茶といいます。
二番茶は一番茶に比べ、少ない栄養で急成長します。その為二番茶に比べ一番茶は新鮮な香りが高く、さわやかな味がし、品質も良いといわれています。 |
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水出し煎茶 |
水出しとは・・
煎茶に限らず番茶やかりがねなど水で出せるお茶はいろいろあります。
中でもスッキリしたお味が楽しめる水出し煎茶が人気があります。 |
水出しと湯出しの違いは?
煎茶は出す湯の温度によって浸出する成分が変わり、味も変わります。
熱い湯で出すとカフェインや渋みの素のカテキンが多く抽出されます。その為煎茶をおいしく入れる秘訣は湯の温度が70〜80度くらいだといわれています。それくらいの温度で入れると旨み成分のアミノ酸が多く抽出されるためです。
水出しの場合、カフェインも少なめなのでお休み前にもおすすめです。また、お湯で出す場合に比べ色が変わりにくく、1日はおいしくいただけます。
スッキリ目覚めたい朝にはお湯出し、就寝前は水出しなど飲み分けるのもいいかもしれませんね。 |
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